このページでは、ハムスターの食事と餌の与え方についてご紹介しています。
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当サイトの「ハムスターの餌の種類と選び方」のページでもご紹介していますが、ハムスターには、栄養バランスに優れたペレット・フード(穀物を粉末にして固めた餌)を主食として与えます。
ハムスターに与える一日の食事(ペレット)の量は、そのハムスターの体重のおよそ5%から10%が目安で、体重およそ90g〜150gのゴールデンハムスターの場合、1日に10g〜15g、体重およそ35g〜45gのドワーフ種の場合だと、1日3g〜4gを与えます。
もともとハムスターは、野生の環境では毎日数十キロもの距離も走り回って餌を集めると言われているほど運動量の多い動物です。ところが、ペットとして飼われているハムスターは、1日のほとんどをケージの中で過ごすことになりますから、どうしても運動不足になりがちです。
そのため、定期的にハムスターの体重を量りながら、計画的に食事の量をコントロールしないと、あっという間に太りすぎてしまいます。肥満は、ハムスターの様々な病気の原因となりますので、くれぐれも与えすぎには注意が必要です。
ハムスターは、もともと食べ切れなかった餌や集めた餌を隠す(蓄える)習性があります。そのため、餌入れの中がからっぽになっていても、実はケージの隅やハウスの中に隠していたということが、ごくふつうにあります。
もしも食べきれずに余った餌を隠しているのだとすれば、与える餌の量が多すぎるのかもしれません。
それに気づかずに、同じだけ与え続けていると、気がついたときには体重が増えて肥満になっていたということにもなりますので、食事の量を見直すとともに、ケージの掃除の際に、隠している餌がないかチェックしておきましょう。
また餌を食べ残すのは、体調不良や病気が原因ということもありますので、健康状態にも十分注意してあげてくださいね。
○当サイトの出典及び参考書籍:幸せなハムスターの育て方 [ 岡野祐士 ](大泉書店)/かわいいハムスター飼い方・育て方 [ 田向健一 ](西東社)/小動物の飼育情報満載!スモールペット飼育ハンドブック(緑書房)ほか
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