体の小さなハムスターには、一日にどのくらいの飲み水を用意して、どんなことに注意すればいいのでしょう。このページでは、ハムスターの水の与え方についてご紹介しています。
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ハムスターに水を与えるには、必ず小動物用の給水ボトルを使いましょう。その理由は、皿や据え置きの水入れを使った場合、ハムスターが中に入って身体を濡らしたり、ひっくり返してケージの中が水浸しになってしまうことがあるからです。
給水ボトルは、水の出口の先端にあるボールを押すことで水が出る仕組みになっています。水槽タイプのケージと、金網タイプのケージとでは、取り付け方がすこし違いますので買うときに確認しておきましょう。
ちなみに、水槽タイプのケージは、吸盤でケージの中に本体ごと取り付けることになるのですが、本体がケージ内にあるため、ハムスターがボトルをかじって水漏れすることがあります。ケージの掃除のとき、水漏れがないかこまめに確認しておきましょう。
ハムスターは、もともとシリアやロシアの水の少ない乾いた土地で暮らしている動物ですので、生まれつき、それほど多くの水を必要としない体の構造を持っています。
一般に体の大きなゴールデンハムスターに必要な1日の水の量は、およそ10〜30ml、ちいさなドワーフ種は5〜8mlといわれていますが、実際にはペレットフードにもわずかですが水は含まれていますし、おやつとして野菜を与えていれば、そこにも水が含まれていますので、給水ボトルの水があまり減っていなくてもそれほど心配することはないでしょう。
ハムスターが、あまり水を飲まないとはいっても、さすがにまったく水がないと生きてはいけません。飲む量がわずかでも、毎日1回給水ボトルの水を取り替えて、いつも新鮮な水を用意してあげましょう。
また、夏場は気温が上がり、水の劣化も早まって腐りやすくなります。もしできるなら、夏場は安全のために1日に2回水を取り替えておくと安心です。
○当サイトの出典及び参考書籍:幸せなハムスターの育て方 [ 岡野祐士 ](大泉書店)/かわいいハムスター飼い方・育て方 [ 田向健一 ](西東社)/小動物の飼育情報満載!スモールペット飼育ハンドブック(緑書房)ほか
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